ありたい未来を 共に育み 共に創る

ありたい未来を
共に育み
共に創る
岡山大学共育共創コモンズの外観写真

隈研吾先生が監修

2023.1 完成

2階講義室前方からの写真
学長メッセージ
岡山大学長 槇野博史の画像

 これまで岡山大学は、SDGs推進研究大学として、地域や企業の皆さまとのパートナーシップをもとに様々な協働活動に取り組んでまいりました。このたび、岡山大学キャンパス内に、皆さまとの協働を一層充実させる「共育共創コモンズ」を建設いたします。
 世界的な建築家であり、新工学部の特別招聘教授としてご指導ご支援をお願いしている隈研吾(くまけんご) 先生が監修してくださいます。本学だけではなく、岡山の新たなシンボルとなる木造建築です。この建物のコンセプトは、 地域の産業活性化のための新たな交流と共創の場です。300名収容の大規模講義室と共同研究拠点としての「共創ラボ」機能が重点的に設計されています。
 「共育共創コモンズ」の建設を契機に、アフターコロナ時代に向けて、「ありたい未来を共に育み共に創る共育共創の研究大学」を目指して参ります。

岡山大学長
槇野博史

隈研吾氏メッセージ
岡山大学長 槇野博史の画像

Photo © J.C.Carbonne

 「広く興味を持って、広く学んで」      
 岡山大学共育共創コモンズは、 CLTを活用した木造建築物の可能性を追究しました。 岡山大学の学生が、いろいろな人のいろいろな意見や価値観を受け止めることのできる、大きくてやさしい人になってほしい願いを込めて 設計しています。建築物は大きいけれど、その仕事はたくさんの人が協力して小さなことの積み重ねでできていることを、この原寸大の教材から学んでください。
 20世紀は、「密なハコ」にたくさんの人間を詰め込むことで効率を追求してきました。 コロナの疫病は、それが人の幸せにつながらないことに気づかせてくれました。コロナの後を生きるみなさんは、この「木のハコ」で、人が本当に幸せになれる新しい生き方を考えてください。
 
 
CLT(Cross Laminated Timber)の可能性を追求
「共育共創コモンズ」は、カーボンニュートラル・脱炭素社会に貢献する環境に優しい、CLTを活用した木造建築

岡山大学特別招聘教授
隈研吾氏